たろうの旅。

自分を探す思考の旅日記。

『カルテット』を見た。

2023年2月27日 『カルテット』を見た。

 

今月、初めて「Netflix」に登録した。

そのために僕は、今絶賛映画、ドラマブームである。

きっかけはTVerで「ブラッシュアップライフ」を見始めたことだ。

今まで全然ドラマとか見て来なかったので、ドラマって面白いんだ〜ほえ〜って感じでハマった。

ブラッシュアップライフは今放送中なのでぜひ見てほしい。

脚本がバカリズムさんのドラマで、バカリさんのネタが好きな人は絶対好き。

見終わったらまた感想書く。

 

話は戻って『カルテット』の話。

テレビで放送していたときお母さんが見ていたので、存在は知っていたが、キスシーンがある可能性のあるドラマを家族と一緒に見るなんてリスキーなことできなかった。

 

2017年のドラマをなぜ、見ることにしたかというと理由はシンプル。

僕の唯一好きかもと言える芸能人が高橋一生だからだ!!バーン!(お笑い芸人を除く)

そんな高橋一生目当てで見始めたドラマだが、面白かった。

あと、「レモンありますね。」の有名なシーンも見れた。

 

登場人物は全員いい大人って感じで、なんだけど夢を諦めきれてないような4人。

4人が偶然(?)出会って一緒に弦楽四重奏、つまりカルテットを組むことになる。

4人とも嘘をついていて、4人とも片想いしている。だからなかなか足並み揃わなくて最終的に、バラバラの道を歩み始める。

 

僕は夢を追うのってめちゃめちゃかっこいいと思ってるし、「大人になるとは。」の記事で書いたような気がするけど、夢を見て生きていたい側の人間だ。

そんな僕だけどこの間、夢を追う人間にすこしモヤッとしてしまったのだ。

 

今から3年くらい前に好きだった、マイナー歌手がいた。

久々にその人の活動を見たんだけど、当時とほとんど変わってない。

彼は学生時代、長いこと引きこもりで、確か大学には行ってなかった気がする。

高校生の頃は夢を追っているのがカッコよかったし、憧れてたけど、大学生になって当時の彼に年齢が近づいて、「コイツ本当に努力してんのか」って。

ほんの少しだけだけど、そんな考えが脳裏をかすめた。

そんな自分にがっかりして、あ、自分もちょっと大人になっちゃったんだなって。

自分の嫌なタイプの大人に少し近づいた感じがしてとても嫌だった。

 

でもこれって多分夢を追う人への嫉妬だ。

何年も同じ夢に向かって努力して、これからも変わらないかもしれない恐怖にだってきっと気づいていながらその人は今日もギターを弾いているのかもしれない。

そんな、叶えたい夢があることに嫉妬しただけなんだと思う。

 

カルテットの4人も一般的に見たら多分ダメな大人で。

でも、夢を持ってたかっこいい大人だ。

このドラマは僕が見るにはちょっと大人すぎるドラマだったな。

夢を諦める時のことを考える前に、どうしたら叶えられるか考えることにしよう。