たろうの旅。

自分を探す思考の旅日記。

きっと誰も誰かのことを馬鹿にできない。

2023年2月26日 誰も誰かのことを馬鹿にしちゃいけないと思った話。

 

今『カルテット』っていうドラマを見てるんですけど、その時にふと、人は馬鹿にするもんじゃないよなって思った。

ドラマには展開がある、で、主軸となる主人公がいて、視聴者はだいたいその主人公に味方する。

主人公に邪魔が入ったらその邪魔者を悪者にして、「やっちまえ!」って思う。

でも、その物語の中で、悪者の悲しい過去や仕方のない事情、主人公の落ち度を見せられた時に、やっちまえって思った自分にちょっと失望する。

 

そんな自分に失望した時、誰のことも馬鹿にする権利なんて持ってないって思った。

 

あたりまえだけどそれができない。

人を馬鹿にしたことがない、下に見たことがない人ってきっといない。

馬鹿にしたり、下に見たりした瞬間、自分が馬鹿になって、下になるのに。

 

これって馬鹿にする側だけの心構えじゃなくて、馬鹿にされる側の心構えでもある。

馬鹿にされた時点で馬鹿なのはそっちだし、下に見られた時点で下なのはそっちなのだ。

だから馬鹿に馬鹿にされたと思って、軽く流したいものだ。

 

でも、つい気にしてしまうのは、自分の劣っているところと相手の優れてるところばかり見ているからだ。

アメリカの大企業の社長より日本語が上手いとわかっていても勝った気になれないのと同じである。

 

ん〜ちょっと本当に言いたいことから話が逸れてきてしまったので、軌道を戻したい。

 

人間って人間である以上、一つの面からしか物事を見れない。

こっちからすればくそ野郎でも、くそ野郎からすればこっちがくそ野郎かもしれないのだ。

相手の気持ちを理解しようとしても全部憶測に過ぎない。

優しさを仇で返されたら納得がいかないでしょう?

でも、相手からしたら仇を仇で返しただけかもしれないってこと。

相手の感じ方はコントロールできないのだ。

 

だから悪口とか文句とか、後から自分が後悔するようなことはしないに限る。

わざわざ自分から自分の価値を下げに行くようなことはしないのがいい。

 

ちょっとまたよくわかんなくなってきたけど、つまり、

「ばかって言った方がばーか!!」

ってこと。

 

また『カルテット』見終えたら感想書きます。